トピックス0007
2004.06.01 萩本
いまさら顧みるまでもなく、パソコン用語は難しい。ほとんどの場合、元の言葉は英語であることが多いので、きっと英語圏の人には簡単なんだろうと思っていたが、やはり専門用語なので難しいようである。まして、英語もわからない、専門家でもない我々が、簡単にパソコン用語をおぼえられるはずもない。
では、どんな用語も同じように難しいかというと、そういうわけでもないような気がする。ここで、私が勝手に、易しいパソコン用語と難しいパソコン用語を羅列してみる。
●易しいパソコン用語
「マウス」「ウィンドウ」「フォルダ」「ホームページ」「ワード」「イラストレーター」
●難しいパソコン用語
「エクスプローラ」「ブラウザ」「ディレクトリ」「ウィザード」「ドリームウィーバー」
この違いはきわめて簡単、“知っている単語かどうか”ただそれだけである。「ホームページ」などは、この言葉自体の意味はよくわからないが「ホーム」と「ページ」なら知っている。これだけでも日本人にとって安心だし、おぼえやすい。「エクスプローラ」は「探検家」という意味なので、インターネットの中をうろうろと探検するというカッコいいネーミング だが、意味を知らなければ全然ピンとこない。
こんなとき、日本人の場合、意味がわからず音だけで言葉をおぼえるので、時にとんでもない間違いをする。「エクスプローラ」だか「エスプクラーロ」だかわからなくなった人はさすがにいないかもしれないが「エクスナントカ」としかおぼえられない人はかなりいるに違いない。同じような混乱に「ダブルクイック」「ディスクトップ」というのもある(何がおかしいか、わかりますよネ?)。
本来どういう言葉を使えば理解しやすいのか。そのヒントは被験者の発言の中にある。彼らがパソコン用語を使わず、別の言葉で表現したとしたら、それがパソコン用語よりもわかりやすい言葉なのだ。ある被験者は「カーソル」のことを「矢印」「指のマーク」と呼んだ。「ダブルクリック」は「カチカチする」だった。「テキスト」は「文字」「文章」。そして、その文章を「ドラッグ」して選択することをなんと言うか?あるおじいさんが「なする」(!)と言った。すばらしい言葉のセンス。さあみなさん、パソコンの文章をどんどん「なすっ」ちゃいましょう。
2004.06.01作成 2009.06.11フォーマット修正